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2008年5月 7日 (水)

オバチャン、ショック!~あの彼が警察沙汰に~

今日、はとてもショックな事を聞いた。

先日のブログ(4月29日)で登場したクラスメートのグアテマラ人の18歳の男の子(Aくんとする)が今日、顔に殴られたアザと、ところどころに擦り傷をつくってクラスに来た。殴られた相手は警察官。

Aくんは週7日、マンハッタンのレストランでデリバリーの仕事をしているのだけれど、その仕事の途中、夜中に、男の人に呼び止められた。彼は誰かに、いちゃもんを付けられたと思って走って逃げた。だけど、その男は私服の警察官だった。警察官はAくんの顔を殴り、彼が道路に倒れても胃をなぐり続けたという。その後、Aくんは意識が無くなって救急車で運ばれ、警察に捕まって手錠をかけられ、身元引受人(レストランのオーナー)が来るまで拘留された。

この話を聞いた私ははじめ、何が何だか分からず「なんで?!」と言い続けてた。

友だちが言うには、日本人には分からないかもしれないけれど、自転車を盗んだり、何か泥棒をはたらいたりする人は沢山いる。だから、警察官が呼び止めた時は、それに逆らって逃げずに立ち止まらなければいけないのだとか。まあ、それも正しいけれど・・・。

「じゃあ、その私服の警察官が、警察官じゃなくて強盗犯だったらどうするの?」と聞いたら、

「それは、フィフティー・フィフティー。どっちかは分からないんだよ」と。もちろん、彼女達も、この状況に腹をたてている。

「彼はまだ18歳、何も悪いことをしていないのに」と口々に言っていた。市民の安全を守る警察官は、時には善良な市民を殴ることもある。

さらに、彼はチケットを切られたので、裁判所に行かなければならない。彼らの話では「証人は警察官なので、警察官が彼が暴れたと言えば、容疑をかけるのは簡単なんだ」とのこと。これ以上の詳しい事は分からないけれど、彼に弁護士を雇うお金がないのは確かだろう。働いたお金は母国の家族に送金していると言っていたから。

私は彼が、一生懸命、英語を覚えようとしているのを知っているだけに、何とも言えない悲しい気持ちになって涙が出てきた。

アメリカでは、警察官の正当防衛が行き過ぎではないかと、よく問題になっている。日本と違って職務質問をした相手が銃を持っているかもしれないし、警察官もかなり難しい立場にある。

でも、特にマイノリティである黒人、ヒスパニック、アジア人などに向けられるケースが多い。日本でも出稼ぎに来ている外国人に対しては、そういう面もあると思う。

 

 

 

 

 

 

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