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2009年4月 5日 (日)

タジキスタン家族のお肉屋さん

今日は、この春一番の暖かさだったんではないでしょうか。近くの大きな公園へ散歩に行ったら、人が沢山いて驚きました。まぁ、この私も、冬の間は公園の散歩など行きませんからね。NYの冬は本当に極寒ですから。。

帰り道、久々の道を通ったら、見たこと無い店がある!もしかして乾物屋さん?と入ってみると、コッシャー料理のお肉屋さんだった。コッシャー料理というのは、ユダヤ教の食べ物のことです。NYはユダヤ人が多いのですが、私の住む地域は得に、ロシア系のユダヤ人が多く住んでいる地域なのです。

お店の中は、日曜日の夕方とあってお肉はほとんど売り切れ。「必要なお肉があったら、切れるよ」とオーナーが声をかけてくれたけど、他の食材を見てみた。オリーブが安い!アメリカに来てからオリーブ好きになってしまった私は、即購入。

他にはドライフルーツのセットを買って、お会計。見たことのない、ドライフルーツがあったので「これは何?」と聞いたら、小さい干しブドウとのこと。すっぱくて、料理に入れたりして使うと、おばちゃんらしき人が答えてくれた。おばちゃんは売り上げを数えていたので、「あんた、お会計やってよ」みたいな事を言われた隣にいたおじちゃんが、のんびりとレジうちをしてくれた。

レジが終わったら、おじちゃんが、おもむろに店に出てきて、スパイスを指差して、これはすごく美味しいんだと説明をしてくれた。ジップロックに入って$1.99で売ってるスパイスをあけて香りもいいんだよと、かがせてくれた。この中にも、小さい干しブドウが入っているらしい。いい香りだし、面白そうなので買ってみることにした。

Tambur_3  作り方を聞いたら、おじさんは片言の英語で一生懸命、お肉とご飯と一緒に炊いて作るというのを教えてくれた。どこから来たのか聞いてみたら、タジキスタン出身なのだそうです。お肉を切っている息子さんは英語がペラペラだったのだけど、彼がオーナーで、レジにいるのはご両親らしい。私たちが日本人だと言ったら、モンゴルから続いているから近いよと言って、おじさんが自分のCDを見せてくれた。本当はタンブールという楽器奏者なんだそうです。どんなのか聞いてみたいと言ったら、「今度来た時、聞かせてあげるよ。きっと泣くよ~」と、おじさん。

Photo 家に帰って買ったスパイスの「Plof」(プロフ)という名前をインターネットで検索してみたら、この地方の伝統的な料理だと言うことが分かった。油で炒めた人参や玉ねぎ、牛肉、各種スパイスと一緒にお米を炊き上げて作るそうです。

(写真、説明:ゾウジルシ 世界のご飯より)

外務省のサイトによると、民族はタジク人79.9%、ウズベク人15.3%、ロシア人1.1%、キルギス人1.1%となっている。宗教はイスラム教とのこと。でも、このお店の人はユダヤ教みたい。コッシャーフード(ユダヤ教の料理)の食材店だし、お店もパスオーバーというユダヤ教の行事の期間はお休み。外見も白人みたいだし・・・。もしかして、母国では少数派、それで昔、NYに移住して来たのかも。。。息子さんはアメリカで育ったから英語がペラペラになって、大人になってお店をひらいて、ご両親を支えて生活している。素敵な家族なのかな。なんて、ドラマチックに考えるのでした。。

 

 

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アメリカの食生活(食品・料理)」カテゴリの記事

コメント

 そいうえば、いつかウズベキスタンに行きました。プロフはピラフのことで、お客さんをもてなすウズベク人の御馳走です。よく食べました。
 ブハラやサマルカンドではユダヤ人の屋敷跡に泊まりました。ソ連崩壊後の中央アジア各国が独立した際に、これらのユダヤ人達は楔が外れ、他国(イスラエル等)に移住したと思われます。
 きっとタジキスタンから来られた肉屋さんも過酷な歴史の体験者かもしれません。ソ連ではユダヤ人の迫害が厳しかったと聞きます。
 NYいいですね。きっと私も好きになるだろうな・・・。日記楽しみにしていますよ。

投稿: 青ジャージ | 2009年4月15日 (水) 10時25分

さすが、青ジャージ。ウズベキスタンも行ってるんだ~。すごいね。そういう色んな国々が好きだったらNYが気に入ること間違いなしだよ!
このスパイスで野菜炒めにしたら美味しかったから、本物のプロフを食べに行きたいと思って、NYのレストランを探しているところです。

投稿: だらだら日記 | 2009年4月24日 (金) 23時42分

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