エンターテイメント(コンサート・ミュージカル・オペラ)

2007年10月26日 (金)

小さなピアノコンサート

今日はピアノの、小さなコンサートを見に行って来ました。

カーネギーホールの近くにピアノのお店が数件あるのですが、その中の1件にクレバーハウスというヨーロッパの古いピアノを直して販売しているお店があります。ピアノは、とても高級で、一般の人には手が届かないような品揃え。でも、そのお店の奥に小さなコンサートを開くことができるスペースがあって、そこでサイモンさん(Simone Dinnertsein)という方の演奏を聴いてきました。

こういうサロンスタイルのコンサートは始めての経験だったのですが、ピアニストの方が演奏前から私たちに話しかけたりして、すごく身近に感じられるんです。口コミで集まった無料コンサートなので、観客は20人くらい。演奏が始まると、聴いている皆が演奏に集中するようすが伝わって来ました。誰かの息遣いも、目の前に演奏するピアニストに伝わるくらいの距離感。ホールでの演奏と違って、同じ空気を吸いながら、演奏に参加している感じがしました。

演奏時間も短くてあっという間。もっと聴きたいと思いながら終了。小さなコンサート、くせになりそうです。

KLAVIER HAUS
211W 58th St. New York, NY10019

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2007年5月 3日 (木)

キーシンのピアノコンサート@カーネギーホール

Sa_mar_3110 エフゲニー・キーシン 1971年10月モスクワ生まれのピアニスト。

昨年の11月、奇跡的に取れたカーネギーホールのチケット。

彼の生演奏を一生に一度は聴いてみたいと思っていたけれど、それが今日NYで実現するとは思っていなかった。でもそれがNYなのかもしれないね。

キーシンと同じ時代に生まれて良かったけれど、生演奏を聴けたことは、本当に光栄と言うしかない。

人間業じゃないと思うほどの、テクニックとその集中力の持続。

でも、決してコンピュータではありえない感情表現。

音を紡ぎ出していく丁寧な作業と、壮大なるスケールを同時にこなし、めくるめくドラマチックな展開を繰り広げていく命の演奏。

特にベートーベンの「32の変奏曲ハ短調WoO 80」が素晴らしかった。彼の持ち味はショパンだけあって、ショパンの「アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ変ホ長調 作品22」もやっぱり抜群に良かった。

アンコールにはリストの「愛の夢」を演奏してくれて感激。これは昔むか~し、大晦日にテレビでキーシンの来日コンサートを放送してて感動した曲と同じ。ビデオ録画して擦り切れる程聴いたからテープはもうボロボロだけどね。

その他のアンコールも、私がいつも弾いているショパンの「子犬のワルツ」や「第7番 作品64-2」が出てきたので、クラシックに詳しくない母親も分かったようだった。母親が休憩中に言った「音が澄んでいる」

私は今もまだ興奮している。

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2007年5月 1日 (火)

メトロポリタンオペラ~セビリアの理髪師~

日本から来ている母親のNY旅行も佳境に入ってまいりました・・・。そして、彼女がNYに来たからには行きたい所、そのひとつがオペラ。

と言うことでチケットをとってあったんです。・・・が、何を隠そう私はオペラを観に行くのはこれが初めて。オペラデビューが、かの有名な、世界レベルのメトロポリタンオペラなんて、贅沢です。ありがたや~。

開演は8時からだと言うのに、朝からいつもと違う雰囲気。こういう日って何なのでしょうね。夕方からシャワーをあびて、ドレスアップをして準備。ドレスアップといっても白のスーツくらいだけれど、久々にきちんとした格好をすると背筋がのびて、気持ちいい。こういうのも、たまには必要ですね。

さて、気持ちを引き締めていざ出陣!とは言え久々に履いたハイヒールの痛さにこらえて、会場へ。ひぃ~。

Apr07_28_024メトロポリタンオペラは、NYのクラシックの聖地、リンカーンセンター内にあります。クリスマスにツリーを見に来たけれど、入るのははじめて。うきうき。

会場は45分前から入ることができるので、それまで売店で時間つぶし。オペラのCDや本、葉書の他に、ドレスアップに必要な、ショールやバックも売っていて、見ているだけで華やかムードに。

中に入ると正面左右に螺旋階段があって、2階にはレストランがありました。ここの予約をしている人のみ、開演の2時間前から入れるそうです。Apr07_28_031

続々とドレスアップした人たちが、会場に・・・ほとんど白人です。

天井からの、シャンデリアも花火みたいで素敵でした。

地下には、演奏家やオペラの巨匠達の絵画や写真が飾られていて、各階にはオペラで使用したドレスが飾られていて、オペラの歴史を感じさせます。ちょっと日本の歌舞伎を思い出しました。

Apr07_28_037 今日の演目は「セビリアの理髪師」

とにかく私は初めてだったので、有名なロッシーニの傑作を選んだのですが、これは正解!内容はコメディだし、主人公が町の理髪師で身近なのもあって、初心者にも十分に楽しめます。

オペラって堅苦しいイメージだったけれど、リアクションも大きいし、大げさに喜んだり、そういう意味では日本の歌舞伎より分かり易いですね(歌舞伎も好きですよ)。

歌舞伎で綺麗な着物や小物を楽しむように、オペラでも素晴らしいドレスや小物を見るのもとても楽しめました。特に金持ち役の男性の帽子や、マドンナ役の女性のカメオはオペラグラスで覗くと目を見張るほど素晴らしかったです!

そして何と言っても、歌声は本当に素晴らしい★★★★★

のびのびとしていて、心があらわれる様な歌声で、聞く方は新鮮な空気を沢山吸ったような感覚と同じです。ちょっと帰りのタクシーで真似てみたけれど小声で口ずさむ事すらできなかった・・。どうやって歌うんだろ?さらに、あの声量で一人一曲5分とかあるし、演技中は何時間も歌うのですから、相当鍛えていないと出ないと思います。

また、意外だったのは、観客のリアクション。年配の方々が多く、ドレスアップしているので、ミュージカルを見に来ている客層とは明らかに違うのですが、笑いもおこって堅苦しくないムードでした。

数時間の体験でしたが、完全にオペラのとりこ。ぜひまた観たいです!

でも、このオペラ、作品年を見ると1816年。200年近くも前に作られていたのに、とても面白いストーリーでなんだか違和感が無いんです。恋愛の悩みとか、お金や美人が得とか、いつの世も同じなのかなぁ。。

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2007年4月 4日 (水)

ミュージカル「シカゴ」

Apr04_001 先日サウスストリートシーポートで購入したチケットでミュージカルを観に行って来ました~。マチネ(昼の部)のチケットで50%オフ$56.25(約6,750円)だったんですけど、行って見たらオーケストラ席の前から3列目!!とてもいい席でびっくりでした☆

今回観てきたのは「シカゴ」。世界中で上演されている名作というだけあって、迫力満点!これぞミュージカルという感じで素晴らしかったです。

チケットを取った時、実はちょっと心配がありました。1つはシカゴは英語力が必要なものだけに理解できるのか?ということ。もう1つは、舞台のセットはほとんど無く暗めで、衣装も全員黒ということだから、見えにくいのでは?というもの。

英語力については、私のレベルはかなり低いというのもありますが、実際、囚人の話なので、殺人、逮捕、裁判などのシーンのため、理解は難しかったです。(もうすぐ住んで1年になるのに、こんなに理解できなくて大丈夫かぁ~。・・・心の声)でも!ストーリーは事前にあらすじを勉強して行ったのがポイントです☆ので、ほとんど困ること無く楽しく観る事ができました。めでたし、めでたし。

もう1つの「暗さ」という点では、やっぱり3列目というのが大きかった!(いい席を、ありがとうチケッツ!)歌ってる人のツバが飛んで来るくらい、ほとんど目の前で演じているので、見えないって事はないです。しかも、黒い衣装ってかなりセクシー系で、下着みたいな上に全身網タイツなんて人も。皆さん、スタイル抜群ですぅ~。日本人の女優さんや俳優さんって細いですけど、白人や黒人のスタイル抜群って結構肉厚なので、ダンスを踊ると物凄い迫力なんですね。これがまたセクシーで美しいです。

そしてセットと衣装の派手さが無い分、ダンスと歌が素晴らしかったです!特に10人くらいの男女が一緒のダンスをする場面は(何度もありますが)、生命力にあふれていて、目を見はってしまうほどでした。

以上、NYでミュージカル行く予定の人は、参考にしてみてください。

ちなみに、年配の方と一緒に行く人へ。母親は見終わって「若い人のパワーを沢山あびて元気になった!」と満足そうでした。

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